8月25日/遠泳稽古33回目

8月25日

今夜は8/28日曜日に本番を控えた「太陽」、最終リハーサル。

太陽たらんと邁進する、宇佐美とよみ、大崎晃伸。


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私は音響係として、この太陽に関わっているので、作品が停滞したり、育ってゆく過程を共に味わいながら、自分自身もダンスについて考えさせてもらっている。


見合うことの大切さは、人生の中でも応用出来そうだ。簡単にはゆかなくても。


話は太陽へと戻る。


全体の流れが固まった後の稽古では、わずかな事象が場に及ぼす作用に眼を向けつつ、全体も見通す境地を目指している。


わずかな角度、わずかの間合い、たくさんのわずかな森羅万象の蓄積。


その細部がダンスを豊かに染め上げて繋いでゆく。その細部を求めて、二人は苦心している。


ダンスらしいムーブメントに憧れはある。そこが踊りに惹かれた出発点であったけれど、日本で発展した現代舞踊、モダンダンスの流れの先にある、現在のコンテンポラリーダンス。


その細部に立ち入ろうとしている、あるいは、そこから逃れていこうとしている私たちなのだとすれば、ムーブメントも大事にしつつ、あらゆる時間を研ぎ澄ませ、どんな行為、場面、部位もダンスになると信じて、そこから、新たなダンスを発見することが、次のムーブメントになるのではないだろうか。


そんな、ダンスのときめきと出逢いたい、そう、黒沢美香は考えて、不器用な身体のダンサーも取り込んで、ダンスの豊かさを開拓している。と、私は思っている。


夜の気配を蛍光灯が打ち消し、秋の虫たちの鳴き声に浸された稽古場に身を置きながら、動いた結果を話し合う時間を過ごしていると、ここだけ、別世界のような、不思議な静けさに包まれる。そして、各々は家路を目指し、また、ここに集まる。


初々しい身体を間近で目撃出来る、綱島の太陽は、もうすぐ日の出を迎えます。


8/28の日曜日、スタジオクロちゃんにて、皆様のご来場、心よりお待ちしております。


日記:堀江進司


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